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水俣から(その1)

お休みを頂いて水俣へ行ってきました。

水俣へ行くのはこれで2度目。
昨年3月に訪れたときは熊本のガイドブックに水俣は載っていないので
ネットで調べた市立水俣病資料館と併設されている
水俣病情報センター、水俣メモリアル、チッソ正門などを
見学して納得して帰りました。
そして昨年末にネットで勉強するために買った数冊の水俣の本の中に
「水俣を歩き、ミナマタに学ぶ」を読んで是非もう一度じっくり水俣を訪れたい
と思い今回に至ったわけです。
熊本空港から予約していたレンタカーを運転して九州道で水俣へ\(^o^)/
まず最初に訪れたのは水俣病歴史考証館。
ここは元々水俣病患者共同作業所できのこ栽培に使われていた場所。
手作り風資料館といった感じですが、チッソがどのような商品を製造しているかなど
市立水俣病資料館とは違うリアルな水俣学を知ることができました。
次は水俣埋立地(親水護岸)を端から端まで歩いてみました。
ここは水銀で汚染された場所を埋め立てられできた場所。
慰霊碑や患者会が設置した石像もみることができました。
目の前に見える「恋路島」は現在は無人島らしいです。
次に水俣病爆心地ともいえる「百間排水口」

チッソが最初はここから水銀を含んだ廃水を海に流していた所。
そばには水俣病巡礼一番札所のお地蔵さまがありました。

このお地蔵さまは新潟水俣病の阿賀野川上流の石で作られているそうです。
次は車を駐車場にとめて歩いてチッソ正門前、水俣駅、水俣協立病院などをみてまわり
猫400号実験で水俣病が公式確認されたチッソ付属病院跡へ
残念ながら病院跡地にはcoopが建っていましたが、チッソ工場との距離感は実感できました。
1日目はここまでにして市内温泉地湯の児の旅館へ向かいました。

2021年01月

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